こんにちは。
ひきこもりデザイナーのいけだです。
私は基本的に外出はしませんが、たまーに打ち合わせというものがあります。
お付き合いで始めての会社を訪問
先日、付き合いのある方の紹介で「女性のフリーデザイナーを探している」という会社を訪問することになりました。
「女性の」って時点で少しモヤっとしましたが、(男性でも良くない?)
せっかく頂いたお話だし、家から近かったので行く事にしました。
年配の男性と打ち合わせ
伺った先の会社では、私と紹介してくれた女性、そして訪問先の会社の男性(50〜60代位かな)で話をしました。
私は自分の身分が分かるように履歴書と、それから今までの実績をまとめたポートフォリオを持参しました。
それらを見せ説明しながら自己紹介をしました。
男性の要望とは
話をしていくうちに、相手の要望としては、
- カタログ(紙媒体)の制作をお願いしたい
- 女性目線で作ってくれる人を探している
- 女性らしいデザインを求めている
とのことでした。
私はカタログは請け負ってないし、「女性らしいデザイン」という部分でちょっと「地雷案件ぽいなー」と思ったので断る方向で話を聞いていました。
大体、「女性らしいデザインなら女性に頼もう!」みたいなクライアントさんは地雷な場合が多いです。(経験上)
そして私は割とカッチリとしたデザインを得意としております・・・。
私を紹介してくれた女性は「いけださんはこう見えてもお子さんがいらっしゃるんですよ〜♪若いママさんなんデス」なんて、場を和やかにしようと話を広げてくれました。
この女性、若いのにとても気が利いてできる人。(羨ましい)
そんな中、意外な質問が
男性の自慢話みたいな話が続き「もう帰りたいな〜」なんて思っていた時、
男性から「いけださんは主婦なんですよね?」という質問。
私は「えっ、しゅふ???」とポカーンとしてしまいました。
急にどうした!?そして主婦って何?
そもそも私、主婦なのかしら???
すみません、普段から人と話してないので想定外の質問にはフリーズ・・・てか質問の意図が不明です。
男性「主婦なんでしょ?」
いけだ「えっ主婦って?」
男性「だから主婦なんですよね?」
いけだ「えーっと・・・」
でも何となく言わんとすることは分かった
恐らく「片手間でやってんでしょ」ということが言いたかったんです。
これは私が今までにさんざん聞いてきた言葉なんで薄々分かりました。
なので仕方なく「午前10時から午後6時まで、土日休みで毎日バリバリ働いてますよ。私が大黒柱してます」と答えました。
そうしたら男性は驚いて「あっ、そうなんですか!私はてっきり家事の合間に片手間でやってるのかと思ってました」と。
「子どもがいる=主婦が片手間に仕事してる」と思ったようです。
基本、バカにしてるよね
ちゃんとポートフォリオ出して今までの経歴も伝えたのにこの質問て・・・正直バカにされてる感は否めなかったです。
もし私が男だったら「主夫ですよね?」なんて質問はされないですよね。
「営業時間を教えてください」「作業時間はどのくらいとれますか?」等と聞けばいい話だと思います。
ビジネスの話をしに来たのに、延々と自慢話をされた上でこの質問はないなぁとがっかりして帰りました。
紹介してくれた女性の顔をつぶしちゃ悪いと思って最後まで笑顔で乗り切りましたが。。。
その後、この件に関してはこちらから丁重にお断りを入れました。
まとめ
辞典によると主婦とは「一家の主人の妻で、家事をきりもりする人」という意味らしいのですが、
曖昧ですよね。
一家の主人というのもよく分からないし。
ビジネスの場で場を和ませるために私的な話をするのはありだと思いますが、
こういった相手を不快にさせるような使い方には気をつけたいものですね。