私はフリーランスで20年、デザイナーをしています。
印刷物もできますが、メインはWEBです。
自己紹介で「フリーでデザイナーやってます」と言うと、かなりの確立で「ああ、片手間で在宅パートしてる奥さんなんだな」と思われます。
私は毎日Tシャツにジーパンで過ごしてますし、そう思われても仕方ないかなぁと最近では思います。
目次
私がフリーランスで仕事をしている理由
勤務時間も働き方も自由だから
私が何でフリーランスを選んだのかと言うと、「自由」だからです。
仕事を選ぶのも勤務時間を選ぶのも休みを取るのも自分で決められるから。
だーっと仕事を集中して2時間やったらソファでアイス食べてゴロゴロ。
集中できなかったら猫と戯れ。
気が向いたら平日の昼間からアロママッサージとか行っちゃいます。
体調の面での不安あり
もう一つの理由は、あまり体が丈夫ではないからです。
すぐに体調を崩すので会社努めは難しいと判断しました。
雇ってくれた方にも迷惑をかけてしまいそうですしね。
デザイン会社の実情
ブラック企業って言葉、よく聞きますよね。
デザイン会社って、一部の大手企業以外は、ほとんどブラックです。
(そうでないデザイン会社さん、ごめんなさい)
私は美大のグラフィックデザイン科を卒業しています。
なので同級生はほとんどがデザイン関係の会社に勤めています。
毎日終電・徹夜・休日出勤は当たり前な世界です。
そして残業代は出なかったりします・・・。
久しぶりに顔を合わせると「昨日は終電で〜」「1ヶ月休みなしだよ」なんて話がバンバン出てきます。
世間一般の人から見たら異常な勤務状況だと思います。
それでも、勤めている本人達はもう慣れてしまっているのかそれが日常のようです。
それでも続けられているのは、「成果が残る」ところでしょうね。
「あのホームページは自分が作った」「あのキャンペーン企画には自分が参加してチラシを作った」など、デザインは目に見える形で残ります。
それがデザイナー達のやる気とモチベーションを保っているのだと思います。
そして会社にいれば営業をしなくてもいいですからね。
経理もしなくていい。
デザイン業務だけに集中すればいいから。
そういうデザイナーさんは多いと思います。
フリーランスのメリットデメリット
もちろんフリーランスにもデメリットはあります。
時間の管理が自分でできない方には向いていません。
それから、営業や経理まで自分で全部こなさなければならないこと。
でもそれは裏を返せば、メリットでもあります。
- 時間の管理ができない
→できる時間にやればいい。時間は自分の好きに使える - 営業をしなければならない
→自分の好きな案件を選べる - 経理をやらなければならない
→働いた分だけ自分の収入になる
むしろ、自分で時間もお金も管理できるので、単価を高くして1日の作業時間を短くする事も可能なんです。
働く時間を自分でコントロール可能です。
フリーランスの不安要素
フリーランスで心配になるのが収入が安定しないことですね。
常に仕事があるわけではない、いつ仕事がなくなるかもしれないという不安。
ある意味ギャンブル?
なんて周りには思われるかもしれません。
いえいえ、この道何十年・・・は言い過ぎですが、20年間ネット+デザインで生きてきた私からすれば、これほど楽しく稼げる仕事はそうそうないと思います。
要は、やり方。
考え方次第です。
必要なのは定期の仕事
収入に安定性を持たせるには「定期の仕事」を持つことです。
これはお客さんと直接契約してもいいし、広告代理店などから定期的に案件をもらう契約をすることもできます。
私はどちらも経験していますが、お客さんとの直契約は単価を高く設定できるけれどいつ解約になるかわからない不安が少しあります。
大手の代理店からの委託は単価は少し安くなりますが安定しています。
なので、ルートは複数あった方がいいです。
一社だけではなく、何社か契約しておくと安心です。
私はレバテックフリーランスに登録して業務委託や常駐の仕事を確保しています。
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登録は無料なので、どんな案件があるのか見てみるだけでも情報収集になりますよ。
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